こんにちは、つつみ百貨店更新担当の中西です。
前回は、冬に贈りたい厳選ギフトをご紹介いたしましたが、今回は「ラッピング」にフォーカスしてみたいと思います。どんなに素敵なアイテムも、心のこもったラッピングによって、贈り手の気持ちをより深く伝えることができます。贈り物は中身だけでなく、その「包み方」によって、より豊かな物語を紡ぎ出すもの。ここでは、包み百貨店が大切にしている「想いを包む」ラッピング術や、選び方のポイントをご紹介します。
1. ラッピングは「もう一つの贈り物」
ラッピングは、単なる包装紙やリボンで飾る行為ではありません。それは、「贈り手の思いを仕立て直し、新たな価値を添えるクリエイション」です。可愛らしい柄や高級感漂う素材、そしてリボンや水引など、細やかなディテールが受け手に「開ける前からのワクワク」を届けます。ラッピングが上手くいくと、それ自体が「もう一つの贈り物」のような輝きを放ちます。
2. テーマカラーと素材選びのヒント
カラー:
贈る相手が好きな色や、その季節・行事にちなんだ色を選ぶことで、ギフトは一層特別な意味を帯びます。たとえば、冬には深みのあるワインレッドやグリーン、ゴールドなど、暖かみのある色合いが人気。春にはパステル調、夏には涼しげなブルーやホワイト、秋には紅葉を思わせるアースカラーといったように、季節感を背景に色選びをするのも素敵です。
素材:
紙質や布地、紐の素材などにも注目してみましょう。柔らかな和紙やザラっとした質感のクラフト紙は、ナチュラルな印象を演出します。また、光沢のあるフィルム素材やサテンリボンは、上品で高級感ある仕上がりに。素材の「触感」や「音」にもこだわることで、五感に訴える贈り物を演出できます。
3. 文化的エッセンスを取り入れる:水引や和紙の魅力
包み百貨店では、日本の伝統美を感じられるラッピングアイテムも豊富に取り揃えています。その代表的な要素として「水引」を挙げることができます。水引は、お祝いごとや感謝の気持ちをシンプルな結び目に込めることができる、日本独特のラッピングアート。カラフルな水引で包んだギフトは、贈り物を受け取る方に和の心を感じさせ、より深い印象を残します。
また、和紙やちりめん布といった日本特有の素材感を活かすことで、伝統とモダンが融合した新鮮なスタイルを演出。海外の方への贈り物にも、こうした日本らしい素材を用いると記憶に残るサプライズになることでしょう。
4. パーソナルタッチを添える工夫
より想いを込めるための工夫として、手書きのメッセージカードを添えることをおすすめします。短くても丁寧な言葉を添えることで、ギフトは「自分のために選ばれ、自分のために包まれた特別なもの」として、相手の心に響きます。
さらに、受け手の趣味や関心に合わせたチャームや季節の小花をちょこんと加えることで、特別感が倍増します。こうした細やかな気配りが、「開ける瞬間」をより特別で心温まるものにするのです。
5. 包み百貨店のラッピングサービス
包み百貨店では、プロのスタッフが一品一品、心を込めてラッピングを承ります。定番のギフトラッピングはもちろん、特別なテーマやカスタムオーダーにも対応。贈り主の「こんなイメージを伝えたい!」というご要望をお聞きして、最適なラッピングスタイルをご提案します。
自分でラッピングに挑戦してみたい方には、素材選びや包み方のコツをまとめた簡易ガイドやワークショップの情報もご提供中。贈り物を創り上げるプロセス全体を楽しむことが、最終的な満足感につながると私たちは信じています。
結びに
ラッピングは、贈る喜びと受け取る感動をつなぐ「架け橋」のような存在です。丁寧に選んだプレゼントを特別なパッケージで包み込めば、その瞬間から物語が始まります。大切な方への思いを、包み百貨店流の「想いを包む」ラッピング術で、より豊かに表現してみてはいかがでしょうか。
皆さまが、より心温まる贈り物体験を楽しめますように。
次回も、つつみ百貨店ならではの視点で素敵なアイデアをご紹介いたします。ぜひお楽しみに!